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「真珠の耳飾の少女」 

真珠の耳飾りの少女 通常版

朝、うたの夜泣きのおかげで寝不足だったのでダンナを見送った後に「さぁ、寝直そうかな・・・」とソファに毛布を持ってきてもぞもぞ寝る用意をしてるときに、CATVで始まってたんです。


スゴい静かな映像、ストーリーも睡魔を誘う感じ。子守唄にはもってこい☆と思って、ゴロンとしながら観てたんですけど


これが意外とがっつり観ちゃって。


ネタバレしてます。


ストーリーは、、、原作はベストセラーにもなった同名小説。時代は17世紀。天才画家フェルメールが描いた絵を題材にした物語。『青いターバンの少女』という名で有名な絵画が描かれるまでにフェルメールとモデルの少女との間にあった感情を繊細に綴られている。


スカーレット・ヨハンソン演じるグリートは事故によって失明した父に替わって使用人として画家のコリン・ファース演じるヨハネス・フェルメールの家で働くことに。


そしてさっそく仕事を始めていたところ、妻のカタリーナ(エッシー・デイビス)が姿を現したのでグリートは初めての挨拶の言葉をハツラツと言う。すると「勝手に話し掛けないで頂戴」と冷たくあしらわれる。


コレ以降、グリートは顔色を伺いながら仕事をしている様な感じで、観ているこっちが息が詰まる思いだった。


このカタリーナ、お高くてヒステリックで感じが悪い。


でも、子供が6人もいて夫の描く絵は1枚仕上げるのに3ヶ月以上もかかって家計はいつも火の車。で、自分の母マーリア(ジュディ・パーフィット)は、とにかくしまり屋で産まれたばかりの赤子に飲ませる薬代すら出してくれない。・・・・そりゃ、きぃきぃ言いたくもなる、か。。。


お金のことで夫婦喧嘩もよくするんだけど、そんなカタリーナもフェルメールに“よしよし”されてる時はカワイイ妻なんです。


で、出産祝いと以前に注文されていた絵の完成祝いを兼ねて晩餐会が行われることに。そこに招かれたのがトム・ウィルキンソン演じるファン・ライフェン。


この頃の時代は芸術家を囲うのがお金持ちのステイタスになるのかな、、、歴史や昔の慣習などの知識がなくてよく知らないのですが


時代物によく出現する『パトロン』


このライフェンがフェルメールのソレ。この金持ちエロオヤジ、操縦不能な下半身の持ち主。すけべえな目つきは寒気がするほど。T・ウィルキンソン、さすが名優。(ヘンな褒め方・・・)


どんな風にすけべえかと言いますと、て、決してエロ映画じゃないんですよ。あ、すけべオヤジの話は後ほどにして・・・


その時の晩餐会でもカタリーナとマーリアが必死でライフェンから注文を取ろうとしてるのに、肝心のフェルメールは「まだ何を描くか決めていない」と言い放つ。


この時の義母マーリアの目が「くぉらぁ!オマエ!なにゆーとんじゃ!ウソでもえーから書く気満々や言うて注文とらんかぃ!!」て言っててコワかったです。


でも、そんなこと言い放ったフェルメールが創作意欲を持ったきっかけになったのがグリート。


彼女は芸術のセンスがある様で、彼の絵の美しさに圧倒されたり、光の強さによっての微妙な色の変化を理解していた。


この映画のキャスティング、最初はB・D・トロとのコトを思い出しちゃって、使用人役にS・ヨハンソン・・・?イメージないなぁ、、、なんて偏見にこりかたまってたんですけど。。。


良い!すっごい良い!


薄いけど強い、氷みたいにきりっとしてて、凛とした感じ。“研ぎ澄まされてる感覚がある”て感じがして、S・ヨハンソン、良かったです。


で、そんな彼女の感性に気付いたフェルメールは『助手』的な仕事をさせていくことになる。


でも、家族には絶対秘密。。。家族に秘密・・・おや、なんか、エロい匂いがしてきましたよ。


と、思ったら、何もないんです。がっかり・・・て、こらこら。


お互い意識しあってるのに何も言わない。もちろん何もしない。でも、絵に使う色を作ってる作業で静かに指先が触れ合った瞬間や、視線、交わす言葉・・・


それが、『エロ』じゃなくて『官能的』な雰囲気がして、体中がじんわりしびれる感じが伝わってきました。


そうすると当然、グリートはフェルメールのアトリエに居る時間が多くなっていき、家族、特に妻のカタリーナの怒りに触れてしまう。


そんな矢先、再度、絵の注文をとる目的でライフェンを招いての晩餐会が行われた。


ライフェンはなんと言ってもフェルメールの『パトロン』。金があれば何してもいいんだもん的な典型的な金持ちすけべオヤジ。


そんなだから「じゃあオレ様の言う通りの絵を描いてもらおう」てな具合でオーダーするんです。


 で、今回出したオーダーの内容が『若い女を加えて集団肖像画を描け』と、グリートに抱きつきながら言うんですよ。


以前、フェルメール家の若い使用人をモデルに絵を注文して、その若い使用人を妊娠させたという前科あり。


なんちゅうヤツ・・・(--#)


その噂を聞いていたグリートはフェルメールに目で助けを請う。


フェルメールは、言われるまでもなく、グリートを別にして絵を描くことにする。


そして、早々に取り掛かる。


が、グリートはすでにカタリーナや家族から嫉妬の感情で疎まれている存在。これ以上フェルメールとの距離を縮める様なことをすれば追い出されるかもしれない。しかも彼の絵のモデルなんて。という気持ちでなかなか集中できない。


一方、フェルメールも構図がうまくいかず、作業は遅々として進まなかった。


が、「顔をもっとよく見せて欲しい」というフェルメールの要望から、グリートは頭に巻いていた頭巾の替わりに青いターバンを巻くことに。


そして、再度モデルの位置へ戻る。


すると、フェルメールはグリートに唇をなめる様に指示をする。何度も何度も。


このシーンはゆっくり静かに過ぎていくんだけど、ちっとも退屈じゃなくてむしろ目が釘付けになってしまった。


そして、さらにもう1つ何かが足りないと思ったフェルメールは、自分の妻の『真珠の耳飾』を着けるように指示する。


グリートはもちろんその要求を拒んだ。自分はそんなこと出来る立場の人間ではないとわきまえていたから。


ところが、フェルメールの義母マーリアはこの作業がウマくいけばきっとすばらしい絵が完成されてその結果お金が手に入ると汲んで、娘のカタリーナの『真珠の耳飾』をグリートに渡した。


この『真珠の耳飾』ってイヤリングじゃなくてピアスなんです。だからグリートはこれを着ける為、着けてモデルになる為に、ピアスの穴を耳に開けることになるんです。


そのピアス穴、フェルメールが開けるんです。で、『真珠の耳飾』を差し込む瞬間、グリートが一滴の涙を流すんです。


信仰の事情で開けちゃいけなかったピアス穴を開けた事に対して流した涙かもしれないんですけど、なんか切ない気分でした。


そしてついに絵は完成される。


sinjunosyoujo.jpg 『青いターバンの少女』


でも、ついに妻のカタリーナがキレた。


アトリエに怒鳴り込んできた。絵を見せろ、と。・・ヒ~、コワーい


そして絵を切り裂こうとしたが、フェルメールに止められて泣き崩れ、泣き叫びながら「私の家から出て行って!!!」と、すごい剣幕でグリートを怒鳴りつける。


ラストで、追い出されたグリートの元に、フェルメール家の古株の使用人がシーリングワックスで封印されたハンカチを渡しにやってくる。


封を開けてみると、中には『真珠の耳飾』が包まれていた。


・・・・・・はぁ~~~・・・・・・良かった、この映画。すっごい満足。


て、寝ようと思ってたのにーー!

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