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「誰も知らない」 

誰も知らない

子供を産んでから、やたら涙もろくなってしまった私。特に子供がネタになってるものは映画に限らずCMなんかでも号泣どころかまんまと爆泣き。以前見た「死ぬまでにしたい10のこと」では言うまでもなく爆泣き。


でも「死ぬまで~」は悲しい結末だけど悲劇ではない。だから‘観よう’と思ったのかな・・・ 

この「誰も知らない」は主役の柳楽優弥くんがカンヌ国際映画祭で主演男優賞を史上最年少で受賞したということで有名になりましたよね。

なので、だいたいの内容は知ってました。

ネタバレしてます。


ストーリーは・・・父親が全て違う子供達、男女それぞれ2人の4人、彼らは出生届が出されておらず、学校にも通わせてもらっていない。それどころか母親の嘘によって外部との接触すらも許されていない。そんな子供達が、新たに出来た恋人と同棲するため出て行った母親にアパートに置き去りにされてしまう。母親が置いていったわずかなお金で子供達だけの生活がしばらく続き一見穏和な毎日に思えたが、お金が底を尽き生活もままならなくなる。そして末っ子の女の子の死。それでも母親に助けてもらうことなく子供達は淡々と毎日を送る。

これは実話です。信じられませんが実際に起きた事件なのです。


映画を観るより前に、この事件の事実を私はこの記事(上から6つめ)を読んで知ってました。


だから観ることが出来ませんでした。観るのに耐えれる自信がなかったんです。


それが、またやってしまったんです。例の‘CATVのチャンネル変えてたらたまたまやってて観てしまった’パターン・・・はぁ・・・

この映画だってすぐに気付いたのですが、そこでチャンネルを変えてしまうのが何故かいけない気がしてしまって、観ようと腹をくくりました。

 映画は2時間半、とにかく淡々と進んでいくんです。

YOUはどうしてあんなにあの母親役がハマってるんだろうか、てぐらい板についてました。憎くすら思えましたよ。

でも、子供達の誰もがこの母親を憎んでないんです。むしろ『お母さん大好き』なんです。

実際の子供達も母親の元に戻った子が2人いるらしいのでそうなんでしょうか。胸が苦しいです。

そして、 明(柳楽優弥)がたまたま知り合った同年代の男の子と友達になってその子達が明の家に入り浸るシーンは、事件の‘真実’が脳裏に浮かんでキリキリと胸が痛み、何度もチャンネルを変えたくなってしまいました。

しかし、映画では事件そのままが描かれているわけではなく、よく言うと‘優しく’、悪く言えば‘キレいごと’に変えられていました。

母親が使っていたマニキュアを塗った長女の爪、‘親戚の子’と大家に紹介される次女がはいているのは真冬なのにサンダル、カップラーメンの空で育てた植物、次男のよれたランニング。

あらゆるディテールがなんだか悲しくて、観ていて苦しかったです。

私も1児の母です。このブログのサブタイトルにもなってるように我が息子は‘夜泣き’がヒドイ。あわせて疳の虫が強いんです。疳が強いせいか、なにかにつけて「きぃぃ!」とよく癇癪を起こします。てことは結果、‘手がかかる’んです。

わからなくもないです。子供に手を上げたくなる気持ち。虐待してしまう母親の気持ちはわかります。

けど、しない。絶対しない。

守らなくちゃいけない親が子供を攻撃するの?じゃあ誰が守るの?

簡単な疑問ですが、この母親は子供をなんだと思ってるんだろう。

『子供を産んでも女は女として生きたい』・・・当然、あって不思議はない感情です。

けど、優先順位を間違っていないか?何事にも順番ってあるんだってば。体は1つしかないんだから、なにもかも同時進行なんてムリなんだってば。

順番だてて、ひとつひとつこなして行くしかないんだって。

そこで例えば、優先順位が『子供』より『恋人』が上位になってしまうこともあるんでしょう。

でも、下位になってしまった『子供』に対してだってやらなくちゃいけないんだよ『母親』を。それを放棄?ありえない。許せません。

『断腸の思い』て言葉ありますよね。意味は、はらわたがちぎれるほど悲しみ苦しむこと。 この言葉、子供と引き離された母猿が我が子を想って叫んで叫んでついには腸が裂けてしまうという中国の故事が元になったことわざです。

引き離された時にはらわたがさけるほどの想い。

猿にあってなぜ人間にないのか。猿だからあるのか人間だからないのか。

なんだかわからなくなってきました。

何故かこの映画では涙は出ませんでした。 
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