スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「エリザベス」 

エリザベス

世界史どころか日本史ですら怪しい知識の持ち主(恥@35歳子持ち)がこんな映画を観てしまった。



私が観たCATVの番組では映画が始まる前にちょっとした解説が文字で流されるのですが


その解説ではインド人の監督が「この映画をインド人である私が手がけたのは正解だろう。もしイギリス人が手がけたならば頑なに歴史に基づいてただの教科書のような内容になってしまって面白くなくなるからだ。」と言った、とあった。


観終えて思った


シェーカル・カプール監督の言ったとおりイギリス人が手がけた映画「エリザベス」だったら歴史に疎い私には難しすぎて途中で寝てしまったか観るのを断念してしまっただろうな、と。


とにかくこの映画はかなりわかりやすく私の心に響いてきた。


あの時代の一国の主という立場は命がけで(今もそうかもしれないがもっと切迫した状況だったと思われる)


そんな状況に立たされた人間は特に信頼できる誰かに頼りたくなる。


なのに彼女は自分の心許していた恋人や周囲の人間にことごとく裏切られたという気持ちにさせられる


そんな理不尽な感情で彼女は徐々に気持ちを強く持つため鉄の女へ変貌していく。


結果“鉄の女”になってしまったがその過程に実は一人の女性としての人間味溢れる心境の変化があって切なく悲しい。


一国の主である女王と同じ立場に立って考えることは不可能だが


私も35年生きてきた人間なのでいくつか裏切られた経験はある


その度に傷つくことに嫌気が差してきて、どうすれば傷つかずにすむのか試行錯誤する


その結果、心をただただ冷たくすればいいんだ、という結論に至る


感情の動きをセーブする


そうすれば傷つくことも最小限にとどめられる。


この映画のエリザベスも同じじゃなかろうか


仕事では周囲が理解してくれず四苦八苦、唯一心を許していた恋人には裏切られてオマケに周りからは「結婚しろ」とうるさく言われて(この場合女王だから一般庶民の私とは結婚の重みがかなり違いますが^^;)


いい加減ほっといてくれ、と。


いやこの際いちいち傷ついていたら身体がもたんぞ、と。


もう何にも感情を動かさねーぞ、と。


鉄になるぞ、と。


なっちゃったんだろうな、と。


それがお国のためだっつーんだもの切ないわよねー(なんかオネエ言葉でスイマセン)


***



何が良かったってこの映画の良かったところはキャスティング!


主演のケイト・ブランシェットは言うまでも無く最高!あの彫刻のような美しさは見ていて飽きない。


そして女王エリザベスの護衛ウォルシンガムにジェフリー・ラッシュ。もうもうもうなんて渋いんだ!どんな役柄でもびったりハマってしまうところはさすがでした。


さらに女王の恋人ロバートにジョセフ・ファインズ。すっごい苦手なタイプの顔なのですが幸薄い感じがどことなく出ていて役柄にハマっていたので今回は難なく見れました。


で、私の好きなヴァンサン・カッセルがあんな格好で登場したのにはおったまげました。。。


なんとなくチョイスした映画だったのですが観て正解。スッゴイ楽しめました。

スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://sositenemurenaiyoru.blog56.fc2.com/tb.php/247-70a8ae4c

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。