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「みなさん、さようなら」 

みなさん、さようなら

言葉の “音” に気を取られることってあんまりないんですけど、今回のこの映画で耳にしたフランス語の“音”がものすごく聞き心地良かったんです。


フランス語なんて全くわからないのになんでだろう・・・?


不思議な感覚~☆


・・・なんて、これじゃまるで映画の内容の方には気が向かなかったみたいですが。


そんなことはないんですよ。


だってコレ、なかなか入り込めました。


フランス系カナダ人のセバスチャンはロンドンで証券マンとして成功していた。ある日、母親から父親の重病を知らされて婚約者と共にカナダヘ帰国する。浮気ばかりして家庭など顧みたことのない父親の最期を知って、息子は複雑な心境に陥りながらも父の願いを叶えるために様々な行動に出る。


放蕩モノの父親と真面目な息子の関係がよくある設定の割には、飽きることなくなじめます。


息子のセバスチャン役のステファン・ルソーという俳優さん、知らないのですがなんかウマいっす。


感情をムキ出しにすることはほとんどなく、常にクール。


でもわずかな表情の変化が良い。


思いっきり感情移入出来ました。


というか、この映画に出演されてる俳優さんは全くシリマセン。


それが良かったのかしらん・・・余計な雑念なく観れました。


最期をいよいよ感じた時に口にした父親の言葉、、、


「怖い。死ぬ理由がまだみつからない。」


そうか、理由が、欲しくなるのか・・・『死ぬ理由』が。


考えたこと無かった。


“余命”なんてわかっちゃったら、こんなことばっかり考え出して恐怖でおかしくなりそうだ。。。


“死”をテーマにしている映画なんだけど、全く重くない。


むしろ、雰囲気は悲哀を含みつつも和気藹々とした感じの良いものでした。


父と息子の関係を軸に母親の存在や娘の存在を巧く絡めて、脇に登場する父の友人たちの確立されたキャラクターや、もう一人の重要人物であるナタリーが父の昔の浮気相手である古い女友達の娘、というところが意外でもあり納得も出来るムリのない関係で、丁寧に作られている映画のように感じました。


しかし、そうは言ってもテーマは“死”。


ラストはやはりシミジミと来るものがありました。


「お前の様な息子を作れ。」


すごいセリフだ。


いつか私も自分の息子に言ってみたい。

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コメント

kowa.shuさん
同時期にこれだけある映画の中で同じモノを選ぶのってスゴイですよね~~☆
と、ミョーなところに感動。。。
感想、楽しみにしてます♪

viva jijiさん
ほんと、“粋な描き方”をされた映画でした。
年々、日本では人間関係というものが幼稚になってきているように思います。
昔は“粋”だったのだろうな、と思うと時代が変わっていくことが残念に思っちゃいます。

いい映画でしたね。

こういう粋な描き方をされると本当に日本という国は「こどもの国」だと、と思い知らされます。
いいえ、こどもというのは「大人がこども」という意味です。
人間の関係性が日本人は幼稚です。
フランス人が描く親子関係は一見ドライなように見えますがキチンと「個」を持たせるような繫がり方で教育しているのでしょうね。
日本人には「情」があるとか言いますが私からするとあれは単なる統一民族の「馴れ合い」です。
本作では親子のひとりひとりが「大人」ですわ。
長文で申し訳ない。

ヨッシーさん、実は自分もこの映画を観たばかりでやっと感想も書き終えたところです。
死ぬ理由のところは自分も1番印象に残る言葉でした。
あと、、息子を含めてレミを取り巻く人たちが立ち直っていく様子もよかったと思います。
近々感想UPする予定です。

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