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「ホテル・ニューハンプシャー」 

ホテル・ニューハンプシャー 


読書・・・・・少しはしてました。


以前は“通勤の時間を利用しての読書”などが出来たのですが、仕事を辞めてからは全く・・・です。


はい、そうそう、言い訳言い訳・・・。いや、そうじゃなくて。


どうしても制約された時間の中で物語の展開の速さを求めると、やはり活字よりも映像の方が親しみやすくてつい映画ばかりになってしまいがち。なんですよ(汗)


だもんだから、小説には疎いです。


ジョン・アーヴィングの本が原作になっている映画は、監督がそれぞれ違うのに私の好きなあの独特の雰囲気が共通している。


「サイモン・バーチ」と「ドア・イン・ザ・フロア」はまだ観ていないのですが、それ以外の映画化されたものはどれも好き。(あ、えーと、「ガープの世界」はR・ウィリアムズが私的にノーサンキューでしたが)


登場人物が変わり者ばかりでハナシの展開も非現実的なのでもしかすると「なんだそりゃ」となってしまいそうなのに、そうならない。


一見変わり者に見える登場人物、、、実はそれは誰もが持っている一面だったりする。


ただ垣間見せる『一面』だったら違和感を感じることは無いのに、それが『メインの性格』になってるから“変わり者”に見えるだけなように思う。


だから完全に感情移入は出来ないけど、「なんかわかる」。


ハナシの展開が非現実的なところは、部分的に見れば日常で起きることだったりもする。


だから問題なく観れてしまう。むしろ好き。


特にこれは好き。何度も観てます。好きなシーンがたくさんある。


ネタバレしてます。


まず、一番上の長男フランク(ポール・マクレーン)がサラっと「僕ゲイだよ」とカミングアウトしてきたときに、妹フラニー(ジョディ・フォスター)は「I know」と一言。そして弟ジョン(ロブ・ロウ)はポンと肩をたたくのみ。。。ここで涙が出てしまった。


私には9歳年上の腹違いの姉がいる。が、幼いころに生き別れになっている。幼いながらも記憶にあった優しかった姉に高校生になった私は会いに行った。が、断られた。理由は「私には家庭があるのでお金をせびられると困るから」・・・・・てコラコラ。


私は単純に『会いたかった』だけなんだけど。


そんな残念な姉なもんだから、何も言わなくても通じあえる兄弟姉妹の存在に強く憧れを持っていた私からすれば、このシーンの兄弟のやり取りは私の理想そのものだった。


実際はそんなに甘い関係ではないんでしょうけどね。。。


他には


カーテンの赤い色に染められた部屋でジョンが童貞を失うときが面白い!


そしてとにかく、些細なことで大事件に発展する。これはJ・アーヴィング原作の映画の特徴なのかしら。。。きっかけがあまりに小さなことなのでまさかそんな展開が待っているなどとは思いもしないので進み方が“淡々”といった感じ。


“淡々”と過ぎていく、『悲惨な出来事』。。。


レイプされたフラニー(ジョディ・フォスター)がジョンから「何か欲しいものは?」と聞かれて「昨日までの私」と泣くこともなく“淡々”と答える。


---このフラニーとジョンが後に男女の関係になるのだけど、近親相姦がこんなにポップに描かれてる映画は他に知らない(^^;)


フラニーがかわいがっていた犬のソローが死んでから“淡々”と『死』が始まる。


突然の祖父の死。


続いて母と幼い弟の事故死。


最後に次女リリーの死。


父親ウィン(ボー・ブリッジス)が失敗を痛感していう言葉「失敗とか失望と言う試練に遭うたびに強くなる。それが力の源泉になる」


ウィンはいくつも深い言葉を放つ。


一番心に残っているのは「開いた窓は見過ごすな」・・・。


私は、心の中にあるいくつかの窓を幼い頃からいつも注意深く管理し続けてきた。でも、見落とすこともあって、そんなときは必ず大きな傷を負う。


見過ごしてはならないのだ。


―人生なんてしょせんおとぎばなしだけどそれでも何とか生きていくしかない。―


この映画はことごとく私の琴線に触れてくる。


ジョン・アーヴィングの本は時間を作って読んでみようと思います。

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コメント

わかりやすくて・・えへへへ(^^;)

。。。。「セント・エルモス・ファイアー」、大っっ好きです。わかりやすくて・・・うへへへ(^^;)

>圧倒的に後者が少ないのがvivaオバサンにはチトさびしいが・・・。

観た映画の感想は全て書き記すと決めたので、そうなるとどうしてもこんな結果に。。。『好みの映画に出会う』というのはとっても貴重なことなんだと痛感しています。

ヨッシーさんの文体・・

好みでない映画だとやたらにカタカナと「・・・・」が多くなって、きょうのように大好きな作品になると漢字と平仮名になって語尾まで変わる!(笑)圧倒的に後者が少ないのがvivaオバサンにはチトさびしいが・・・。うんうん、これは傑作じゃよ。「ドア~」は普通、「サイモン~」は必見!と言っておきますね。あとアーヴィングかどうか失念しましたが「セント・エルモス~」は観た?

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