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「天国の口、終りの楽園」 

天国の口、終りの楽園。

予備知識として入れたのは、ただ、“良い” とだけ。


何がどう“良い”のかは特に知ろうともしませんでした。


たぶん、その時コノ映画にそんなに興味がなかったんでしょうね~


「ふ~ん。“良い”のかぁ。。。そのうち観よ~っと」てな感じ。


で、「そのうち」が昨日。BSで放送していたのを録画していたのでそれを観ました。


ほほ~~。。。。


なるほど。


結構、“良い” ですね。


メキシコ映画。青春真っ只中18歳の少年フリオ(ガエル・ガルシア・ベルナル)とテノッチ(ディエゴ・ルナ)の2人がテノッチの従兄弟の妻ルイサと実在しない楽園『天国の口』というビーチへ車で向かうというロードムービー。


ネタバレしてます。


まず、メキシコの景色が良い。雰囲気がよくわかる。♪よその~く~にぃ~♪を映画で堪能するのが好きな私にはそれだけでも観てよかった感じ。


そして、メキシコなだけに情熱的だから(なにソレ?)冒頭からとにかく、スケベシーンが多い多い。


性描写が濃厚なだけに『ただのエロ映画』扱いされてるんですけど・・・


青春真っ只中の少年2人がストーリーに登場するんだから、しょうがないっつーかなんつーか。。。


だから私は、スケベシーンはそんなにイヤな感じはしなくて、「青いねー」とだけ。


そりゃ、そこら辺をどうこう言いたくなる気持ちはわかりますよ。でも、もっと、こう、そこだけじゃなくて、他にもあるんじゃないかな、と。


例えば、


10代の頃は、自分の立場や現実なんかは視界の片隅に見えはするけどそれはあくまで“目”で“見てる”だけで、脳や心、身体の機能の何かで感じることはなかなか、ない。実感として受け止めたことが、ない。だから、「わからない」状態。


まさに、その「わからない」状態がまざまざと描かれている。


と思った。


他には、


そんな“若い時”を生きている2人だから、もちろんお互いの家の『階級』なんかは、知ってるけど実感出来てない、というか、実感なんてする必要がない。だから大人の様に妙な“壁”を作らないのでヒジョーに仲良くなれたりする。


その大人が作る“壁”は良く言えば、そんなお互いの違い(『階級』などのイヤなもの)によってキズつけたりキズつけられたりしないようにする防御策。


“防御策”をせずにお互いを受け入れることが出来る子供はスバラシク思える。が、残酷でもある。


コノ映画でその辺のちょっとした残酷さを感じたのが、お金持ちであるテノッチは母子家庭のフリオの家のトイレを使うとき便座を足であげる。が、フリオはテノッチの家のトイレを使うときニオイを消すためにマッチをする。というトコロ。


どこかでお互いの“違い”を意識していながら“親友”だなんて思ってるから、見えないところで相手を見下げたり遠慮したり。


ま、大人でもそんなのは日常的にありますけど、出来ればそういうことをしなくてすむ様に無意識に同じ位置に立てる人と仲良くなったり。・・・しませんか、そうですか。


お互いがお互いの彼女と寝たということを告白するシーンや、ルイサとそれぞれが関係を持ち、それを複雑な思いで見ている、というシーンで、まだ彼らは“セックス”という動物的な部分でしか痛みを感じることが出来ないのだろうなぁ・・・


そこの痛みを感じた後に、次は『世の中』の痛みを受けていくんだろうか。。。


生きるって痛いなぁ・・・


と、『ただのエロ映画』では感じることの出来ないものが私には感じられました。


ルイサはこの旅に出る前にダンナから「浮気をした」という告白をされていて、旅の途中、ところどころで涙ぐんだり「命が永遠であってほしい?」とか言うのですが、前後とのつながりがワケがわからんくて、ダンナに浮気されたことがショックだったのね~、なんて軽く考えて観ていました。


でも、ラストで明かされる事実でつじつまがあいます。


だから、「終りの楽園」だったのか。。。


もう1つ。


『ただのエロ映画』に成り下がらなかったのは、全体に入るナレーションが登場人物のダレでもない、素性のわからない男性の声というのが妙に物悲しく感じるものだったという点。


最後に、


ラスト近くでフリオとテノッチとルイサが3人で交わるシーンがあるのですが、そこでフリオとテノッチがノンケなくせに熱ーいキスをします。


一瞬びっくりしましたが、なんせあの、美しいG・ガルシア・ベルナルとカワイイD・ルナの2人のキスシーン、それを目当てに観ても損はしない。



結局、そこかよ。


ちなみに、G・ガルシア君はN・ポートマンとヨリを戻したみたいです。


と「結局、そこ」だったことを芸能情報でゴマかして〆ておきます。すいません。

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